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「刈払機取扱作業者安全衛生教育」受講しました!!

2023.02.13

ブログ 造園部

こんにちは。造園部の陳です。
講習会シリーズ2回目 今回は【刈払機取扱作業者安全衛生教育】です。

場所は南丹市の京都府立口丹波勤労者福祉会館でした。
講習会の前週、関西地方には十年に一度の大雪が降って寒い日が続き京都市内では溶けていた雪が最寄の八木駅に着くとまだたくさん残っていました。車ではなく電車で行って良かったと思います。
当日、風が冷たく寒かったですが お天気はとても良かったです。

さて、「刈払機取扱作業者安全衛生教育」とは?


読んで字のごとく刈払機を安全に使って作業できるようにすることを目的としています。

労働安全衛生法では、事業として刈払機を使って収入を得る場合は「事業者が労働者に刈払機を使用させる際には、刈払機取扱作業者の安全衛生教育を実施するように!」と決められています。

刈払機は、林業だけでなく造園工事、建設工事、土木工事など幅広い分野で使用されており、歩きながら両手を使って作業します。

これが使用したテキストです!!イラストで分かりやすく刈払機の一般知識がまとめられており、理解しやすかったです。

刈払機を使用した労災事故は、作業者の転倒や刈刃の跳ね返りなどより、刈刃の接触によるものや、誤った使用方法による振動障害が発生する可能性が高いそうです。また、暑いさなかでの労働負荷の大きな作業であることから、事故の発生率が高い作業の一つなので 適切な取扱い方法についての知識が重要となります。

講習会の流れとしては、

学科は約5時間(刈払機に関する知識、振動障害及びその予防、点検及び整備等)、
実技が1時間で、1日で終了します。全科目修了者には修了証が発行されます。

講習で一番印象に残ったのは、先生が「飛散防止カバー」と「フェイスシールド」をきちんと付けることの大切さを繰り返し強調されたことです。面倒なので”少しだけ”、”すぐ終わるから”付けなくても良いかなという気持ちになってしまいがちかもしれませんね。ですが、そういったものをきちんと付けて事故を起こさないように対策をすることが重要なのだなと思いました。

先生からいろいろな事故事例を聞いて、やはり、刃物の取扱作業は油断したら取り返しのつかない大変なことになってしまうのだなと気が引き締まりました。
今回の講習会を受けたことで自身の安全意識も高まってきた気がします~
これからは刈払機だけでなく、他の機械を使うときもきちんと安全を確認してから作業を始めようと決意しました。

学科の最後は刈払機の点検・整備方法の講習です。先生は実際に刈払機を分解し、毎日、毎週、毎月の点検作業をそれぞれ丁寧に説明してくださったのでとても分かりやすかったです。

私と同期のもう1人も無事に講習を終え、修了証を発行してもらうことができました~