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初めての薪能。五感で楽しむ平安神宮の幻想的な夜

2026.06.08

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こんにちは。造園部の陳です。
先日、平安神宮で開催された第75回京都薪能を観に行きました。

日本に来てから長い年月が経ちますが、ありがたいことに、これまでに何度か能を観賞する機会に恵まれてきました。台湾出身の私にとって、能の演目内容は少しハードルが高く感じられます(ただ、日本人の方にとっても難しいと耳にして、少しホッとしたこともあります!笑)。

そのため、能の舞台というのは、一般の人には少し敷居が高い、奥深い日本伝統文化という印象をずっと抱いていました。

実は、平安神宮会館は弊社の生花部が担当させていただいており、その素晴らしい庭園には、私たち造園部の新入社員も研修(見学)で訪れるなど、弊社にとって大変大切な御取引先様の一つです。 今年、平安神宮は創建130周年という記念すべき節目を迎え、様々なイベントが開催されています。春には、平安神宮の庭園で夜桜を眺めながら、手嶌葵さんのコンサートを楽しむ機会もありました。

そして先日、会社から「京都薪能」のチケットを手配していただき、観賞させていただく機会がありました。

一般的な能だけでなく「薪能」というものがあることを、私は今回初めて知りました。これまでの経験から「今回も内容が理解できず、あまり楽しめなかったらどうしよう」という不安が少し頭をよぎりました。

しかし、いざ開演すると、またたく間にその世界観に引き込まれてしまいました。 舞台が平安神宮の境内に、オープンエアの特設ステージとして組まれているとは想像もしていなかったのです。 折しも台風前夜で、少し涼しくなった心地よい気候も味方してくれました。時間の経過とともに、私たちの頭上には美しい夕焼けが広がっていきます。 解説者の方が「あれは龍雲(りゅううん)ですよ。見た人には良いことが訪れます」と教えてくださいました。

次第に夜の帳が下りると、スタッフの方々の手によって薪に火が灯されました。「あぁ、これが『薪能』という意味なんだ!」と、その時初めて腑に落ちました。 響き渡る美しい能楽に耳を傾け、舞台上の演者の方々の洗練された衣装や面、そして美しくしなやかな舞に見惚れるひととき。 鼻をくすぐる薪の燃える香ばしい香りと、背景にライトアップされた平安神宮の幻想的な姿。 そのすべてが、私の五感を心地よく刺激してくれました。

家に帰っても素晴らしい感動が忘れられず、インターネットで京都薪能について調べてみたところ、これが京都ならではの初夏の風物詩であることを知りました。 まだ少し涼しさが残る初夏の夜、台風前夜の美しい夕焼けのもとで、野外の開放感を味わいながら、空が明るい内から暗闇へと移り変わる様子を眺める――。 まさに「天時・地利・人和」が揃った最高のシチュエーションで、このような素晴らしい舞台を鑑賞できた自分は、なんて幸運なのだろうと深く感動しました。

京都薪能は、毎年6月1日と2日に開催されると決まっているそうです。そのため平日に重なることも多く、会社員にとっては少し行くのが大変かもしれません。 でも、実際に観に行けば、誰もが「仕事終わりに全力疾走してでも観に行く価値がある!」と絶対に思うはずです。

もし皆さんも初夏の時期に京都へ来る機会があれば、ぜひ観に行ってみてください。 今回もストーリーは難しくて分かりませんでしたが(笑)、あの素晴らしい雰囲気を楽しむだけで、日本文化に一歩近づけたような気がしました。

会場では外国人のために解説用のイヤホンガイドのレンタルもあるので、言葉の心配は要りません。ぜひリラックスした気持ちで見に行ってみてください。きっと楽しめると思います!


A Magical Night in Kyoto: Experiencing “Kyoto Takigi Noh” for the First Time

Having lived in Japan for years, I’ve had a few chances to watch Noh theater. However, as a Taiwanese, I always found it a bit difficult to understand and felt it was a traditional art with a high barrier to entry.

Fortunately, thanks to my company’s close relationship with Heian Jingu Shrine, I recently received a ticket to experience “Kyoto Takigi Noh” for the very first time.

The performance took place on an outdoor stage inside the shrine. It was the eve of a typhoon, and the evening breeze was wonderfully cool. As dusk fell, a beautiful “Dragon Cloud” (a sign of good luck) appeared above us. Soon, the bonfires were lit, transforming the atmosphere completely. Listening to the enchanting music, watching the performers in exquisite masks, and smelling the burning firewood against the illuminated shrine—it was a true feast for the senses.

Kyoto Takigi Noh is held annually on June 1st and 2nd. Even though it often falls on weekdays, it is absolutely worth rushing to after work! Don’t worry about the language barrier, as English audio guides are available on-site. If you visit Kyoto in early summer, don’t miss this unforgettable cultural experience!


初夏的京都風物詩:讓我五感大開的「京都薪能」

來日本這麼多年,雖然看過幾次能劇,但對身為台灣人的我來說,內容實在有點艱深。因此,能劇一直給我一種高不可攀的印象。

不過,我們公司的生花部與造園部平時就與平安神宮有著深厚的緣分。前幾天,我很幸運地拿到公司提供的門票,第一次觀賞了「京都薪能」。

這是我第一次在平安神宮的戶外特設舞台看表演。當時正好是颱風前夕,微涼的晚風非常舒服。隨著天色漸暗,頭頂上出現了象徵好運的「龍雲」,接著工作人員點起篝火,那一幕真的美到讓人屏息。聽著能樂、看著表演者精緻的面具與優雅舞姿,鼻子還能聞到燃木的香氣。配上點燈後的平安神宮,這場視覺與聽覺的盛宴完全刺激了我的五感。

京都薪能固定在每年的6月1日、2日舉行。雖然常遇到平日,對上班族來說時間有點不友善,但我認為絕對有讓你下班跑百米也值得去看的價值!現場也有提供外國人專用的解說耳機,聽不懂故事也完全不用擔心。如果大家初夏來到京都,請一定要抱著輕鬆的心情來親身體驗!

如果大家剛好在初夏之際來到京都,希望大家都可以來看看。 這一次,我依然沒能完全聽懂當中的故事,但光是享受那種獨特的氛圍,就讓我感到自己離日本文化又更近了一步。

另外,現場也有提供針對外國人的解說耳機租借服務,能幫助大家更理解表演的故事內容,所以完全不用擔心聽不懂。請抱著開放的心前來,相信您一定會沉浸在其中的!