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花の植え替え作業

2022.11.21

ブログ

花植え替え。

季節の移ろいを楽しもう!!

こんにちは。造園部の陳です。
皆さんは季節の移ろいを感じるのはどんなときですか?
春のサクラ、夏のアジサイ、秋のコスモス、冬のポインセチア…
目で楽しむという点において、花は季節の移ろいを感じるひとつではないでしょうか。

ということで!今日は花の植え替え作業について紹介したいと思います!!

造園会社と言えばやはり樹木の手入れやお庭づくりのイメージが強いかもしれません。
茨木春草園ではFD部もありますので 商業施設やマンションなどの既存花壇の植え替えにも対応していますよ。

さて、6月頃の花の植え替え工事に向けて、先輩達と一緒に花市場に仕入に行きました。

こちらが、植える場所や予算を考えて選び抜かれた花達です。
車にパンパンに積み込んで、帰り道で可愛い花に囲まれてて幸せでした~~~~


今回、植え替えの場所は尼崎市にある”つかしん”ショッピングセンターの正面入口の花壇です。

まず、昨年に植えた花は根っこまで全部引っ張り出し、肥料を入れて、図面通りに夏花たちをプランターの近くに置きます。

まだ綺麗に咲いてるのに、なぜ植替えなければいけないの?と通りかかったお客様に聞かれました。
同じ質問を抱えている方も多いと思いますので 簡単に説明させていただきます。

それは、ここで植えていた草花は一年草だからです!

では、一年草とは?

種をまく→発芽→開花→結実→枯れるというサイクルが1年以内で完結する植物のことです。ワンシーズン限りで翌年にはもう咲かないので、枯れた後は植え替えが必要です。

一方で一年草とは違い、サイクルを2年以上繰り返し、毎年花が咲く植物を多年草といいます。

ただし一年草は短命な分、たくさん花を咲かせ、開花期間が半年といった長期に渡り花を咲かせ続けます。華やかで見ごたえのある花が多く、長く花を楽しめるという魅力がありますね。

また、一年草を取り込むことで、季節感をより楽しめるのもメリットの一つです。

つかしんのように、お客様に季節を感じてもらい、美しく彩った場所で楽しませる商業施設は、季節に沿って年2~4くらい花植替えを行っていますよ。

マリーゴールドとジニアを植えで夏らしいプランターになりましたね!!
作業終了。腰が痛い!!と思わず漏れてしまいますが、完成した綺麗な列を見ると、なんだか癒されて達成感を感じます~




前回植えたジニアはまだまだ元気に咲いてますね!!いつも抜くときに申し訳ない気持ちでいっばいです…
でも、大きくなりすぎて見栄えが悪くなったり、根の成長によって場所も狭くなっていくので 植え替えしなければいけません。


今回正面入口に植え替えたのは”パンジー”と”キンギョソウ”です!

プランターに用意したのは”ビオラ””コスモス””バラ”と”ケイトウ”です~

どうですか? 花壇が少しずつ色づいて、賑やかに変身しました!!
皆さん、是非つかしんで四季折々の花と共に、楽しい時間を過ごしてくださいね。