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門松作り

2023.12.28

ブログ 生花装飾部

こんにちは、造園部の陳です。
外国の方もブログを読んでくださっていますので、今回はヘッダーに門松とは何かと英語で簡単に説明してみました~

あっという間の12月、年越しももうすぐ。時が経つのは早いですね・・・

さて、門松といえばお正月飾りの一つとして定番です!

毎年恒例の門松を作る時期がやってきました~
弊社では今年83才を迎えた職人さんが一から手作業で制作をしております!
何とそのキャリアは40年以上!本当に会社の宝です。


ところで、門松は何のために飾るのでしょうか?
よくわからないという方もいるでしょう。
私も何人かの日本人の友達に聞いてみたら、しっかり答えられる人はなかなかいなかったです!^^;

そこで職人さんに尋ねてみました!
門松は年神様をお迎えするための目印として飾ります。
年神様は豊作や幸せをもたらしてくれる神様で、お正月になると地上に降りてこられます。
年神様が迷うことなく、家に寄っていただけますようにと目印として門松を飾るのです。

門松は一年中落葉しない、冬でも青いままの松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し、年始に春の訪れを告げてくれる梅と3つの縁起物が用いられます。


諸説ある中で「歳寒三友(さいかんさんゆう)」が最も有名です。
「松と竹は寒中にも色褪せず、また梅は寒中に花開く」冬の寒い季節に友とすべき三つのもの、という意味がこめられています。


また、「難を転ずる」南天と「吉事が重なる」葉ボタンも飾りました~

竹の切り口がニッコリ笑ったように見えませんか?
年神様を笑顔でお迎えしてくれるよう、竹の節を斜めに切り口を付けます。「笑う門には福来る」という意味もありますよ。
本当に遊び心満載ですね~

お得意様である【ウエスティン都ホテル京都】さんと【ホテルオークラ京都】さんにも飾り付けをしました。

【Hotel Okura Kyoto】

【THE WESTIN MIYAKO KYOTO 】

皆様、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
では、来年も笑顔で日々を過ごせるよう、幸せが届きますように願っています!!