おはようございます。造園部の陳です。
講習会シリーズ3回目！！　今回は【玉掛け技能講習】です。
先輩と同期、3人で一緒に受けました。

玉掛け技能講習は、使用するクレーンの最大吊りあげ荷重が１トン以上の場合に必要となります。意外かもしれませんが、吊り上げる荷の重量ではなく、使用するクレーンの吊り上げ荷重で決まるんですね～。

玉掛けは建設工事や土木工事でよく使われているイメージがありますが、造園工事でも使うんですよ～。

どんな場合に使うのかといいますと・・人力では運ぶことのできない大きな樹木を、移動式クレーンやバックホーなどで運搬するときです。

また、樹木だけではなく庭石なども運搬することがあり、そういった場合にも玉掛け技能講習が必要となります。樹木や庭石などを吊り上げることは難しいので、玉掛け作業の正しい知識を身に付けるという点でもこの講習は役に立ちます。

今回の講習は3日間もあります！
久しぶりに学生気分になりましたぁ！(^^)

玉掛け技能講習の1日・2日目は学科で、内容は「①クレーン等に関する知識、②クレーン等の玉掛け必要な力学に関する知識、③クレーン等の玉掛けの方法、④関係法令について」です。

目測で吊り上げる物体の質量を計測することも学びました。

3日目は実技で内容は「①クレーン等の玉掛け、②クレーン等の運転のための合図」です。

最初は細かい手順が多くて、緊張するとつい忘れてしまい、合格できるのかな？と心配しました。
しかし、何度も同じことを繰り返していたら 、最初は難しいと思ったことでもどんどん慣れていきますね。
その日は指示者としての練習を5回くらい、補助者としての練習は10回以上もこなしました。
おかげさまで本番の試験は大きなミスもなく、最後までやり通せたなあと思います！

実に長い3日間の講習でした！よりにもよって実技講習の日に一日中雨が・・(´;ω;｀)

そのせいで皆の解答用紙がボロボロになってしまい本当に大変でしたよぉ～。

一週間後、無事に玉掛けの修了証が3人のもとに届きました！

約95％が合格すると言われている玉掛け講習ですが・・・残りの5％に入ったらどうしよう( 一一)という思いで、

かなり緊張しました！！とりあえず修了証がゲットできてホッ(*^^)v